- 作品名:
- 「
「Since 1947... レンズの向こう側 」 - 作者名:
- はりまお
- 完成日:
- 1998年06月28日
- 動作環境:
- MSX2以降
- 要マウス
- 制作環境:
- FS-A1GT(MSXturboR)
不採用コメントも貰えない“投稿ありがとう”のコーナーに名前が載る。
敗因としては、シンプルさを求めて制作したがために、それが行き過ぎてしまっていたのかもしれないと考えている。
投稿当時のタイトル ラベル(プログラムリスト冒頭のタイトル名などを記述した部分)は、横幅が長すぎて公開用PDF作成時(1行40文字)に支障が出たため、レイアウトを縮小しました。
ファイル名 | 内容・閲覧 | 試遊 | ダウンロード | ||
---|---|---|---|---|---|
S-1947_W.BAS | LIST | 変数表 | 一括 | RUN | 2025年01月26日 |
S-1947_W.ASC | "S-1947_W.BAS"をアスキーセーブしたもの | ||||
S-1947MN.TXT | 説明文 |
16歳の少年は、部屋の窓から夜空を眺めていた。すると、眩しく光る球体が、丘の向こうに無音で墜ちた。しかし、その話を信じる者は誰もいなかった。
67歳になるフリーのUFO専門ビデオカメラマンがいる。ある日、その男のもとに1件の依頼がきた。
「2分間の生番組で、視聴率100%取れるUFO映像が欲しい。撮影期間は、3日間である。」
あなたのカメラは、ポート1に接続されたマウスです。マウスを動かしてファインダーの撮影範囲枠にUFOを旨く合わせて下さい。UFOを写すと、視聴率が上昇します。もちろん写っていなければ下がります。視聴率には、目標値が設定されます。その値以上獲得しなければクビになります。
UFOを見失った時は、
ボタンを押して下さい。押している間、ファインダーから目を放して、UFOとカメラの位置をVIEW画面で確認出来ます。それに、撮影開始直後やボタンを放して再び覗いた時、撮影範囲枠がしばらく点滅してUFOの位置を4方向で教えてくれます。しかし、教えてくれるスタッフにも気持ちがあります。ファインダーの下に表示された数字が、0になると嫌気がさして教えてくれなくなります。また、視聴者にも気持ちがあります。いつまでも同じ倍率で撮影していると、飽きてきて視聴率に影響します。飽きないように
ボタンで倍率を時々変更しましょう。更に、現場周辺にいる野次馬にも気持ちがあります。UFOが写っていると野次馬心が疼き、自分も写りたくて仕方が無くなります。野次馬が、画面に写るとUFOを写すことが出来ません。マウスを左右に振って退治して下さい。画面右側の野次馬の色が、気持ちを表しています。青ければ冷静、赤ければ我慢の限界が近いです。
視聴率が、0%になると即クビです。100%達成してもその日の仕事は、やり遂げて下さい。ゲーム・オーバー時は、実際にUFOが写った時間(実質UFO収録時間)を、100%達成時は、UFO収録時間と100%達成時間を更新します。
tRでは、自動的に標準モードに変更されます。140行目の文字列が、そのマシン語なので間違えないで下さい。このマシン語を単体で使う場合は、tRであることを確認してから実行して下さい。これを使えば、どのモードにも変更できます(A=USR(n)のnが、128=Z80, 129=R800ROM, 130=R800DRAM)が、高速モードへの変更は、DOS2(Disk BASIC version 2.xx)で起動した時だけにして下さい。DOS1では、ディスクを壊わす危険があります。
1230行の"ロ"は、片仮名の「ろ」です。
撮影範囲枠の点滅では、カラーコードをVRAMのスプライト属性テーブルに直接書き込んでいます。
望遠(ZOOM IN)にしたからといってUFOは、大きくなりません(ガックリ!)。撮影範囲枠が小さくなってUFOを捕らえにくくなります。雰囲気を味わって下さい(本当に、雰囲気出てるんか?)。
こんな作品を作っちゃいましたが、ビデオカメラや視聴率に関する知識など一切持ち合わせておりません。本作は、全て想像上の産物なので、現実とは懸け離れていると思います。悪しからず。