- 作品名:
- 「
口蓋垂 」 - 作者名:
- はりまお
- 制作環境:
- Pentium M 1.73GHz + 1GB RAM
- WindowsXP Home Edition SP3
- 開発言語:
- Visual Basic 2010 Express Edition SP1
- 動作環境:
- 要 Microsoft .NET Framework 4 Client Profile
- 要 マウス
名前 | バージョン | 概容 |
---|---|---|
Uvula.exe | 1.0.1.0 | 本体 |
readme.txt | 説明文(本文と同じ) | |
pml3_readme.txt | PML3の説明文 | |
Uvula | ソース収録フォルダ(不要なら削除可) |
画面に表示される四角形の対角線の交点を当てるゲームです。ただそれだけです。
本作を使用するためには、『.NET Framework 4 Client Profile』が必要です。お使いのWindowsに導入されていない場合は、予め Microsoft Update 等で入手(無料)しておいてください。
お好きなフォルダに、ダウンロードした圧縮ファイルを解凍してください。特別なインストール作業は必要ありません。ソース フォルダは、必要に応じて利用してください。
アンインストールする時は、解凍先のフォルダを丸ごと削除してください。
レジストリを弄ったり、ファイルを吐き出したりなんてことは、一切行っていません。
"Uvula.exe"を実行すれば、タイトル画面が表示されます。
タイトル画面では、左クリックでゲームが始まり、右クリックで終了します。
カウントダウン後、いくつかの口(四角)が表示されます。その口の対角線を想像して交点であろう場所にマウスカーソルを持っていき左クリックして打ち抜いてください。
タイムリミットの15秒が過ぎるか、“最後”の口を打ち抜くと終了します。それまでは、何度でも打ち直せます。
その後、結果が表示されますので、確認後左クリックしてタイトルへ戻ってください。
各口の点数は、打ち抜いた点と実際の交点との差(距離)を、その四角形に外接する円(マウスカーソルを四角形に重ねた時に表示される円)の半径から引いたものです。点数の横のカッコ内の数字が、交点からの距離です。
※交点座標の小数点以下は、丸められます。
マウスのホイールボタンを押すことで、効果音を鳴らすかどうかを切り替えられます。
今回は、高フレームレートや複数のキャラクタを動かす必要がないので、ゲームシステムを無限ループの中で回すのではなく《Timer》コントロールの割り込みを利用しています。なので、イベントドリブン型としてごく普通な構造だと思います。しかし、カウンタやフラグの数値などを随所に直接記述している(ハードコーディングとかマジックナンバーって言うのかな)ので、少々読みにくくなってしまっているかと思います。でも、この手のプログラムではなんともし難いところです。
画面上に表示する文字列を管理するために、“PML3”を使用しています。PML3の詳細については、"pml3_readme.txt"を参照してください。
煮るなり焼くなりご自由にしていただいてかまわないのですが、ゲームとしての要素があまりにも少ないので、あまり改造する余地がないかもしれませんがお好きなようにどうぞ。
画面中央に円が1つ表示される、ただそれだけ。そんなゲーム、想像できますか? でも、実在するんですよ。MSX・FANのファンダムに『へそ』というゲームが掲載されてて、“円の中心を当てる”という物凄くシンプルな体裁にもかかわらずゲームとして成立しちゃってるところに度肝を抜かれたもんです。“中心”という単純明快な一点なのになかなか当てられないもどかしさがあって、目の感覚の滅茶苦茶さに面白味を痛感させられちゃいました。ということで、この傑作へのオマージュとして今作は誕生したわけです。
楕円の中心、多角形の重心、色々考えてみたけど、分かり難さ・取っ付き難さ・計算の難しさやなんやらで、対角線の交点に決めました(交点は、少数が出ちゃう欠点があるけど)。「まぁ、円の中心より見当をつけ易いんではないかな?」と思ったんですけど・・・全然易しくないねコリャ。
今回は、珍しく効果音を鳴らしてみました。音才が皆無な自分には、どんな音がどんなゲームに合うのか分からないのですが、やっぱり有るのと無いのでは雰囲気がガラッと変わりますね。不思議なもんです。その分、実行フィルが大きくなっちゃうけど。
効果音に使うWaveファイルの大半は、“TAM Music Factory”さんの作品を使用させていただきました。本当に有難う御座いました(他人様の作品を台無しにしていなければいいのですが・・・)。
更に更に、自作の効果音も一部採用してみました。これらは、「BEHIND ROLE <ポップ音エディター>」というMSX用のエディタを「MSXPLAYer」上で鳴らして、それをWindowsの「サウンド レコーダー」で録音するという手法で創りました。いゃ~便利だねぇ。これらを生み出された方々にも感謝です。
毎度、有難う御座います。大変お世話になりました。