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海辺のひと時

画面写真

※画像をクリックすると、原寸大で表示されます。

タイトル画面 ゲーム画面

作品情報

作品名:
海辺のひと時(うみべのひととき)
作者名:
はりまお
完成日:
1997年02月08日
動作環境:
MSX2以降
制作環境:
FS-A1GT(MSXturboR)

戦歴

マイコンBASIC Magazine(電波新聞社) 1997年6月号掲載

「目隠しをしてスイカ割をしている雰囲気を味わえる」との評価を頂きました。
しかし、コメントは短く、余り乗り気ではないような印象を受けた。いや、ただ単にこっちが書いた説明文が長過ぎてスペースがなかっただけかも・・・。


ファイル

"UMIBE.zip"
ファイル名 内容・閲覧 試遊 ダウンロード
UMIBE.BAS LIST変数表一括 RUN 2025年01月26日
UMIBE.ASC "UMIBE.BAS"をアスキーセーブしたもの
UMIBE-MN.TXT 説明文
※ MSX作品についての補足

こっ、これは!!

『“おさむちゃん潮干がり”だっ!!』と思った人(えっ、思わないって?)、鋭い。 初期のディスクステーション(コンパイル、現アイキ)に収録されていた「サムシリーズ」(ゲームアーツ)の一つ、「おさむちゃん潮干がり」に、BASICで何処まで迫れるか挑戦した作品です(大袈裟)。

物語

ある日、日焼けがしたくて南の島にやってきた。ところが、地球温暖化の為か異常に暑い、暑すぎる。大量の汗が流れだし、体中の水分が、どんどん奪われていく。仲間達は、諦めてジュースを飲んでいる。しかし、大金をはたいてここまで来たのに、焼かずに帰るなんてアホみたい。
「よ〜し、西瓜割りをしながら日焼けしよう!」
何という名案(迷案?)なのだろうか。

入力するぞ!

お〜る、オール、ALL BASICです。何も気にせず打ち込む。

目標・日焼け?西瓜?

タイトル画面が出たら、スペースキー(Aボタン)を押すとゲームがスタートします。

カーソルキーでプレイヤーが移動し、スペースキーで西瓜を割ります。しかし、目隠しをしていて西瓜や蟹が見えないし、目を回されている(タイトル画面)ので、真っ直ぐ歩くことさえ出来ません。仲間達のヒントを頼りに西瓜の位置を推測して、ここだと思ったらすかさず叩いて下さい。割れると喉が10%潤い、外れたらショックで倒れます。蟹に足を挟まれてもしばらく動けなくなります。波に入ると海の方へ流され(白い所は大丈夫)、しかも、歩幅が半分になります。海に入ったり、乾きが100%に達っするとゲーム・オーバーです。

見事、真っ黒に日焼け出来たら(6段階に色が変わる)めでたく帰路に付くことが出来ます。

何だ、この画面下の?

すいか・カニ
プレイヤーから見た西瓜や蟹の方向。
SCORE・HI-SC
割った西瓜の数とハイスコア
かわき
喉の乾き具合。

プログラムについて

パレットを変更しているので、MSX(1)はダメ。2以降の機種で実行して下さい。ウェイトを規格で決定しているため、tRは高速(DRAM)モードで立ち上げて下さい(tRより後の規格は対象外)。実は、力不足で十分なスピードが得られなかったため2+以前の機種ではtRより少しスピードが遅いです。ごめんなさい。

波の音は、波の大きさに合わせてエンベロープ周期を設定し、ノイズを発生させています。蟹は、プレイヤーに向かって来ますが、時々見失ってしまうようにしています。

いじっちゃおー!

実行直後の、キャラクターとスプライトの設定画面が邪魔な人は、消しちゃって下さい(140〜180行,250〜260行)。

ウェイトを変更した場合、エンベロープ周期も調節して下さい。波以外の音も付けてみて下さい(音才がなく出来なかった)。焼ける速さは、610行の[BC<200]の200を、喉が乾く速さは、630行の[TC>5]の5を小さくすると速く、大きくすると遅くなります。

開発後記

初投稿で、しかも、初めてSCREEN1でゲームを作りました。キャラクターの変更とか、何かと面倒かなと思っていたけどそうでもないですね。MSXの面白さを改めて思い知りました。こんなに面白いのに、何で見捨てられるのか不思議。MSXみたいなコンセプトを持った新規格が出来てもいいのにね。

参考文献

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