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だるま屋 空気職人

画面写真

※画像をクリックすると、原寸大で表示されます。

タイトル画面 ゲーム画面

作品情報

作品名:
だるま屋 空気職人(だるまや クウキしょくにん)
作者名:
はりまお
完成日:
2003年11月01日
動作環境:
MSX2以降
要マウス
制作環境:
FS-A1GT(MSXturboR)

戦歴

MSX MAGAZINE 永久保存版2(ASCII) 掲載 “大賞”受賞

空気を入れるという作業をゲーム化したことや、[CIRCLE]文でタイヤを表現しているところなど、アイデア面で高く評価して頂きました。
授賞式では、「スタッフ一同、ハマって何回もプレイしていた」との大変嬉しいコメントも頂けました。
自分でもこんなに高い評判を頂けるなんて、ちっとも思っていなかっただけに、ビックリ仰天です。


ファイル

"KUUKI.zip"
ファイル名 内容・閲覧 試遊 ダウンロード
KUUKI.BAS LIST変数表一括 RUN 2025年01月26日
KUUKI.ASC"KUUKI.BAS"をアスキーセーブしたもの
KUUKI_RM.TXT説明文
※ MSX作品についての補足

物語

街角にある怪しい自転車屋。何てったって空気は入れるが、自転車は売らない。でも、そこの親父、実はスゴイらしい・・・。

遊び方

マウスをポート1に接続して、実行してください。

タイトル画面でSPACEキーを押すとスタートします。

内容は、自転車にポンプで空気を入れるだけです。ポンプには、弁とハンドルがあります。弁は、SPACEキーを押せば閉じてポンプとタイヤがつながり、放せば開いてポンプと外とがつながります。この弁を上手く切り替えながら、マウスの上下動でハンドルを動かして空気を入れていきます。空気が入ったら、マウスのボタンを押して送り出します。入れた空気量に合わせて代金をもらえます。そして、次の自転車がきます。

タイヤに入る空気量は、-10%〜+110%です。自転車が来た時が0%、タイヤが縦の楕円になる直前の丸が100%で、この時に最も高い代金をもらえます。もし、タイヤの限界を超えると、破裂して弁償するはめになります。

閉店時間がきたら、終わりです。SPACEキーを押せば、タイトルへ戻ります。

終了するには、CTRL + STOPを押して下さい。

プログラムについて

オールBASICなのでリストを入力するだけです。

プログラムの都合上、自転車がスクロールしている間、時間は減りません。

右下に表示されているフレームレートが、10fpsになるようにウェイトを入れています。Z80では、1,2fps程下がってしまいます。ごめんなさい。なので、マウスを速く動かし過ぎると予想もしない動きをする事があります。

制作後記

元は、マイコンBASIC Magazine(電波新聞社)用にVBで作ったのですが、投稿直前に休刊してしまったので、今回の移植となりました。(VB版も、当サイトで掲載中)やっぱり、行数制限と処理速度でかなり苦労しましたが、持てるショボショボ技術を総動員し、あらゆる面で相当ダイエットして何とか遊べるようになりました(減量前は、4fpsまで落ちてた)。VBでは、何気にやりたい事を書いていけば簡単に動いてしまうので楽ですが、こういう苦労と成果が実は快感やったりするんですよね。数年ぶりにMSX-BASICに触れて、再確認しました。

それにしても、自転車の絵がショボイですねぇ。VB版ではもう少し高価そうやったんやけど行数の関係で泣く泣く安物に(ドングリの背比べ)。自分好みに改造して下さい。タイヤの表現も、これまた貧しい。こればっかりは、僕のテクではどうにもならなかった。でも、雰囲気は、出てるでしょ?

なぜ、操作にわざわざキーボードを使っているかと言うと、左手と右手が上手く同期しない所が面白かったからです(僕だけですか?)。

ちなみに、「だるま」って言うのは、前輪がやたらと大きくて後輪がやたらと小さいあの昔の自転車の事です。

MSX回顧録

初めて出合ったPCはMSXやし、初めて買った雑誌もMSXマガジンでした。今こうして頭の中のイメージを形にできるのも、MSXのおかげなのです。そうなると、やっぱり恩返しをしなくちゃいけないと思った訳で、投稿させて頂きました。VBでも何でも良いから、WindowsにもMSXみたいな「誰でも手軽に隅々まで遊び倒せる」プログラミング環境が整えば良いんですけどね。

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